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夏の祭り

夕方、所用で外出してなかなか戻って来なかった同僚がくたびれて戻ってきて開口一番「今日って山笠、何の日だっけ?」
博多祇園山笠の最終日の「追い山」のリハーサル(公式行事)のための渋滞に巻き込まれたらしい
夏の祭り_a0155297_0544452.jpg





15日の早朝まで博多の町全体が「山笠シフト」になっていて、平日の昼間の交通規制も無条件に従うし、締め込み姿の集団が車道を走っていっても誰も不思議に思わない
目の前を次々と山笠がもの凄い勢いで駆け抜けていくという、迫力はあるけれど極めてシンプルな奉納行事なので、(要は町対抗の山笠の駆けっこ)観るよりは参加する方が絶対に楽しいお祭りだろう
(余談だが、こういう(競争系かつ荒っぽい)お祭りは締め込み姿が当たり前と刷り込まれているので、ニュースなどで他の地方の「勇壮な(荒っぽい)お祭り」で締め込み姿じゃないのを見ると「潔くないなあ」なんて思ってしまう。慣れとは恐ろしい)

博多の山笠は男性だけのお祭りだけど、小倉の祇園太鼓は女性も参加する
女性が太鼓を叩く姿は凛々しくて粋で色っぽかったりする
このお祭りも太鼓のチーム対抗戦なので、見たり聴いたりするのも楽しいけれど、やはり参加する方が楽しいお祭りだろう

観て楽しいのは、この二つのお祭りに比べたら格段に知名度は下がるとは思うけれど戸畑の提灯山笠
お祭りという物は地域に根ざしているものだから「地域外からの見物者」と「参加者」との間には隔たりというものが存在するのだけど、(博多の山笠を初めて見た他所の地域の人の感想はだいたい「なんか、凄かったけど、よく分からない」というものだったりする)この提灯山笠はシンプルに美しくて力強いから観に行く価値はあると思う(それなりに騒々しいですが)

毎年七月に入ると飾り山が公開されたり、太鼓の音が街中に響いたりして「ああ、夏が来るなぁ(学生だったら「期末試験だなぁ」)と思い、お祭りが終わると梅雨が明けて本格的に夏が来た!と思っていたっけ
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by tamagoneko | 2013-07-12 23:51 | 歳時記 | Comments(0)

ヴァイオリンのレッスン記録など


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