松脂の事

ヴァイオリン用にはベルナルデル、ヴィオラ用には黒猫を使っている
ベルナルデルは先生が使っていたから、黒猫は工房の方に薦められたから
なんだかとっても消極的(?)な理由
ま、使い始めた頃は今程情報が溢れていなかったから、と言い訳を・・・




ベルナルデルを使う前は最初の楽器にセットとして入っていた松脂(ピラストロだったような気がするけどそれ以上の事は不明)を使っていた
で、そもそも松脂の善し悪しなんてよく分からないし、特に不満も無いからずーっと初期仕様
今の先生に変わってしばらくした頃(だからヴァイオリンを習い始めて6年は経っていたはず)に、教本についているCD以外の演奏でレッスン曲を聴く事を勧められた流れで、そろそろ弦とか松脂とかにもこだわってみたら?という話になった(おそらく端から見たらとっても無頓着にも程があったのだろう)
じゃ、まずは松脂を替えてみよう、という事で、先生も使ってるし、ケースの青が綺麗という、探究心の欠片も感じられない理由でベルナルデルを選択
途中で楽器ケースが倒れたために(ケースの中にしまい忘れて外の楽譜ポケットに入れていた)三分の一程砕けてしまったのだけど、ずっと使っている

ヴィオラを始めた頃はベルナルデルをそのまま兼用していたけれど、ベルナルデルはいわゆる「サラサラ系」なのでちょっとパワーが足りないなぁ・・・(さすがにここは違いが分かった)という事で、(そもそも楽器二台に松脂一個は不便だし)工房の方に相談して薦められるがまま黒猫を使い始めて今に至る

他の人が何を使っているかなんて気にした事は無かったのだけど、同門の人はやはりベルナルデルが多いような気がする
オケでは社交を行っている暇が無かったので世の中のヴィオラ弾きさんが何を使っているのかよく知らないままだ
(そういえば、同門の人たちともこういった情報交換ってあまり、というかほとんどやった事が無いなぁ)
よくブログなどで色々な松脂を試している方々をお見かけするが、その探究心と違いが分かる繊細さにただただ感心、脱帽するばかりの無精な私
違いを聞き分けるなんて、私、自信が全く無いんですけど・・・

松脂の賞味期限、というか使用期限というかそういったものがどれくらいの期間なのかは知らないけれど、物は壊れるまで、無くなるまで使う方なので、このまま次を買う事が無いのではないか?と思われていたベルナルデル
そうは言っても随分小さく、薄くなってきた
有効成分(?)が減ってきたのか、弓に塗る量も心無しか増えている感じ
弓の毛替えの時期が近くなってはいるけれど、さすがにそろそろ次を購入する必要が出てきた???

ヴァイオリンケースを購入した際、そういえば、と思い出して松脂の事を相談してみた
楽器はどこの国の物?
使っている弦は?
今使っている松脂とその感想は?
どんな音を出したいの?
松脂一つ選ぶのにもちゃんと自分の中に出したい音の明確なイメージが必要なんだろうけど、こうして言葉にする機会は滅多に無いから情けない事にしどろもどろになってしまう
出したい音のイメージはあるのだけど、「的確な言葉にする」というのはとても難しい
それでもさすがにプロ、私のしどろもどろな回答から「これがお薦め、かな?」と出してくれたのが、パチン、とボタンで留める革のケースがかわいいボガーロ&クレメンテス社の松脂
価格も大きさのかわいらしさ(使い切りサイズ)も「お薦め」の理由らしい
(確かに有名な「バイオリン/チェロの形の木型のケース入り」はちょっと手を出しにくい(笑)お高いし、大きいし)
「つける量はベルナルデルの半分もいらないですよ」との事

新しい松脂って紅茶キャンディーみたいだね〜
毛替えをしないと松脂の違いは分からない、という話があるけれど新しい物を手に入れたらすぐ試してみたい!ということで、使ってみて一ヶ月半
「違いが分からない女」の私が分かった事は・・・
引っかかりが良くて、音の立ち上がりが早くて滑舌がいい(ような気がする)
「引っかかりが良い」と書いたけれど、別に松脂自体の粘度がある様には見えないし、音にも粘度が感じられない
音の彩度が上がったというかクリアになって、音の輪郭がはっきりした感じ
弦がエヴァピラッツィ・ゴールドという事もあるけれど、かなり硬質で湿度も温度も低い音になる(エヴァピラッツィだったらもっと硬くてエッジが立ちそう)
アイロンをビシッと掛けた麻のシャツを着て姿勢を正しくして弾いている音
私には好みの音に近いけれど、少し音の質が軽くなった感じ
柔らかくて優しいシフォン生地のような音を出すには強すぎるかも?
ベルベットみたいなしっとり感も無い、かな?
モーツァルを弾くにはこの軽い感じはいいけれど、少し強いかな?
粉が飛び散らないのはポイントとして高いかも

以上、あくまでも自分比
レッスンの時はベルナルデルと交互に使ってみたりしているのだけど、特に先生から違いを指摘されていないので、ま、自分の中での満足、という事で

色のヴァリエーションはたくさんあったけど、私としては珍しく派手目なケースを選択
ボタン、かなり硬いです
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by tamagoneko | 2013-08-24 00:01 | 楽器とその周辺 | Comments(0)

ヴァイオリンのレッスン記録など


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