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発表会で弾いた曲 その3

6回目 2010年
ラフマニノフ ヴォカリーズ
合奏 It’s a Small World

この年にブログを始めていて、曲が決まった時の記事がある
なるほど〜、そうだったのか〜と改めて読み直して思う




バッハの無伴奏パルティータの3番をレッスンでやっていた頃
発表会の半年前のレッスンノートに「発表会の事を考える頃」「大曲をやるなら準備開始を」と書いてある
小品ならしっとりした曲はどう?とヴォカリーズとかノクターン(ショパン)をプッシュされている
前の年がアレだったので手堅く取り組みたいという事で小品を選択
ヴォカリーズは他の楽器バージョンも色々聴いた
面白かったのはコントラバスバージョン
この曲はもしかしてコントラバスのために作曲されたのか?と思う位、しっくりする
色々と「こんな風に弾きたいんだ〜〜〜〜!」と思ってい弾いたのだけどoutputが今イチだった
もっと素敵に弾きたかったな・・・・

この時の発表会ではモーツァルトの協奏曲を弾く人が3人(4番一人、5番2人、第1楽章だけだけど)
この頃から1年計画の人が出てきているっぽい
発表会で暗譜は必須ではないけれど、協奏曲で暗譜にチャレンジする人が出てきたのもこの頃だったと思う
だんだん「大人から始めた人がほとんどな発表会」とは思えない位の充実したプログラムになってきたのに比例するように、打ち上げも気合いが入った物になってきた・・・ような気がする
大人ならではのお楽しみ、というやつですね(笑)


7回目 2011年
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第5番 第4楽章

6回目の発表会が終わった直後のレッスンの記録によると、どうも私は譜読みが早いからあっという間にある程度の水準に達するので、一曲を仕上げるのに一年は必要無い、というような話が出ている模様
そういえば昨年ハイドンの協奏曲をもらった時にも似たような事を言われたような(オケに参加しないんだったら云々)
ベートーヴェンをやりたい、と言ったらスプリングソナタの続きをレッスンでする事になった(クロイツェルをさりげなくスルーされたのはこの時だったのか!思い出した!!)
2楽章、3楽章もレッスンでやったけれど発表会は4楽章のみ
途中でオケの曲を見てもらったりしたけれど(初めてオケに参加した年だ!)4楽章だけでも半年はレッスンを受けた
バッハの無伴奏と同時進行レッスンだったのだけど、今じゃ考えられない(汗)
レッスンの記録を読み返してみると「色々な曲を少しずつ同時にレッスン」「一曲をぐっと深くレッスン」と色々な形態があるのが面白い
(発表会の合間に「無伴奏だけ」な時期も当然あります・・・)
その時々で私に必要な事柄に合わせたレッスンだったのだろうなぁ、と今頃になって思う

発表会での出来は、まあ、何とういか・・・・
何となく不完全燃焼感が出てきだした最初の年かもしれない

「みんなで合奏」が無くなったのはこの年から
そして、何よりも明らかに「長期戦」の人が増えたのもこの年
「長期戦」の理由は人それぞれだけど、その「理由」に「大人の習い事」についてまわる色々な事柄が透けて見える
「単純に曲が長くなった」「内容をじっくり掘り下げるようになった」といういわゆるレベルアップに由来するものもあれば、「仕事が忙しくなってレッスン間隔が間遠くなった」「日常的に練習そのものに割くことが出来る時間が減った」などなど日常生活に由来するものもある
色々あるけれど、それでもレッスンを続けて発表会を楽しみに練習に励んでいるのは皆同じだったりするのが嬉しい


8回目 2012年
モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調K.218 第1楽章

9回目 2013年
モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調K.218 第3楽章

「もう少し古典をきっちりと」という事で「モーツァルトの協奏曲の4番と5番、どちらがいい?」と訊かれて4番を選択
以前3番をやったから順番で4番、という非常に消極的な理由で選択(え・・・)
2回とも途中でオケシフトのため中断(しかも結構長期間)

自分個人の演奏については過去記事に任せるとして・・・(をい)
8回目は第1楽章ばかりだけれど協奏曲の3番から5番までそろい踏みだった
この時5番を弾いたのはオケのコンマスなのだけど(彼だけは過去の貯金を引っ張りだしてきた)、それを聴いて「自分も」と5番をこの1年じっくり取り組んで今年の発表会で弾く方がいらっしゃる
こんな風に「あの時◯◯さんが弾いたあの曲を」という連鎖があるのも発表会の効用だと思う
習い始めたばかりの方の演奏を聴くと、「ああ、そうそう、そこ難しいんだよね〜」とか「色々な事が出来るようになって面白い時期なんだよね〜」とか初心に戻るし、同じ時期に始めた方が前の年よりも上手になっていたら「ああ、私も上手になりたい」と思うし、上手な方の演奏を聴くと「いつかはこんな風にこの曲を」と思う
プロのいい演奏会を聴くと「うぉ〜、上手くなりたいぜ〜」と、もちろん思うのだけど、発表会で同門の方の演奏を聴くのも同じ位刺激を受ける
私も誰かに刺激を与えるような演奏ができたらいいなぁ・・・・
Commented by uma- at 2014-08-10 01:33 x
また台風来ますね。もう、水はたくさん。そう、たくさんの水がある場所といえば、水族館。
サン・サーンス:動物の謝肉祭から水族館
https://www.youtube.com/watch?v=AsD0FDLOKGA
のだめでは疑心暗鬼とか怪しい雰囲気の時などによくかかってました。
同:カメ
https://www.youtube.com/watch?v=8mRJfMi3xYw
「天国と地獄」ですね。今なら即刻原作者(オッフェンバック)に訴えられるレベル。
同:ピアニスト
https://www.youtube.com/watch?v=IGv933Mnru0
わざと間違えてお客を怒らせてもいい曲。
終曲
https://www.youtube.com/watch?v=tAwoMP8hme8
解説者が007のロジャー・ムーア。ジュリアン・ラクリン(Vn2)とその仲間たちという集まりらしいです。コントラバス奏者が映画でよく見かける悪役俳優に似てますが…。
Commented by tamagoneko at 2014-08-11 21:00
ラクリン/今井/マイスキーでゴルドベルクの弦楽トリオのCDがあったな・・・と、ふと思い出しました

水族館や映像で銀色の魚の群れ(アジとかサバとか)を見ると無条件に「あ、美味しそう」と思ってしまいます・・・
カラフルな魚だと映像ではもちろん、魚屋で店頭にあっても美味しそうとは絶対に思わないから習慣というか、思い込みというものは怖い物だなあ・・・と
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by tamagoneko | 2014-08-05 22:16 | ヴァイオリンレッスン | Comments(2)

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