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発表会を振り返る 緊張と緊張感の違い

発表会当日は前日の大雨がウソみたいに晴れ渡る
発表会日和?
ドツボにはまらない程度にさらってから出発
毎年でかける前の隙間のような時間を使って練習するのだけれど、これって効果があるのかどうか?
精神衛生上の必要でしかないよなぁ、なんて事を毎年思う




発表会のプログラムの前半はレッスン歴が浅い方や発表会が久しぶりの方やチェロやヴィオラの方々
みなさん、確実に前の年よりも腕を上げていらっしゃるし、リハーサルから一週間、きちんと仕上げている
(まあ、リハーサルで大コケする方はいらっしゃらないのだけど)
後半は大人から始めた歴長めの人と子供の頃から継続してレッスンを受けている青年2人
リハーサルの時もそうだったけれど、例年だったら途中の休憩時間辺りから緊張を自覚するのだけど、今年は演奏する順番が去年より早くなった(去年は後半の後半)ので待ち時間が少なかった事や、一週間前のリハーサルが上手くいった(自分比)事も手伝って、「手が冷たくなる」とか「重心が上がっている感じになる」というような自分ではどうしようもなく緊張する、という状態にはならなかった
リラックスしきっている訳ではないけれど、これはほぼ緊張していないと言っていい位じゃないか?

前の方がさんざん「緊張する、緊張する」と言いながらも堂々と演奏しているのを聴きながら、ちゃんと事故等無く、素敵な演奏をする自分をイメージする
これまで沢山練習したし、リハーサルも先生に誉められたし(実際は「悪くない」と言われただけなんだけど、都合良く脳内変換(笑))、会場に着いてから発表会開始までの時間や休憩時間にさらった時は調子よかったし、大丈夫、大丈夫・・・・

なはずだったんですけどね

緊張を自覚していないだけで実際は手が強ばっていたとか、足が震えていたとか、弾き始めた途端頭に血が上って訳が分からなくなったとか、そんな事は全然無くて
むしろ、かなり冷静だった思う
とっても冷静に「あ、音程がずれてる」→修正、「あ、重音が取れてない」→とりあえず上だけを取る、「リズムが変」→次のフレーズで立て直す・・・・
演奏が崩壊する程の事故は何も起きていないのだけど、小さな事故を起こす→軌道修正をする→軌道修正をする端から事故を起こす→・・・・を繰り返すという、何とも残念感の漂う演奏になってしまった・・・・

「ここだけは大丈夫」とか「よし、修正が上手くいった」と思った瞬間に躓いていたから緊張感が足りなかったのか?
確かにリハーサルの時に比べて神経の張り巡らし方が甘いというか、隅々まで届いている感が8割くらいだったような
リハーサルで一度全部出し切っちゃった感はあったので、もう一度自分の中にあれこれ詰め込み直せなかったのは確かかも
もしくはリハーサルの時がピークだった、とか?(ピーク、低っ)
緊張はしなかったのはいいのだけど、緊張感が保てなかったのが原因か?

この1年、ちゃんと勉強/練習してきて、リハーサルではちゃんと出し切れたのだからいいのではないか
まあ二度と立ち直れない程の失敗をした訳では無いからいいか
別に試験ではないしね
とは思うけれど
でもね
何と申しますか
一生懸命やってきて肝心な時にこれですか
という思いはどうしてもある訳で
むしろ発表会が終わって日にちが経つ程、この思いがじわじわ浸食してくる

何だかなあ
Commented by morpheus-cello at 2016-10-14 20:53
発表会、お疲れ様でした! 自分の事のようにドキドキしながら読ませていただきました。
一生懸命曲に取り組んで、定着して一番うまく弾けるのは、本番の翌日だったりするんだよって師匠が言ってました☆ だから、何度も本番を重ねるとも^^
次の曲はなんでしょう。楽しみですね^^
Commented at 2016-10-14 20:54
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamagoneko at 2016-10-14 21:42
morpheus-celloさま
励ましの言葉、ありがとうございます
何とか浮上できそうです(感涙)

次の曲、まだ頂いてないんですよね〜
何になるんでしょう^^;
今の私に必要な曲になると思いますので、大切に弾いていこうと思います
Commented by tamagoneko at 2016-10-14 21:46
鍵コメさま
ようこそ♪ようこそ♪
小倉の街はウワサ程は怖くないですよ〜^^
喋っている言葉はちょっと(かなり?)キツく響くのでびっくりすると思いますが(苦笑)
Commented by bantelner at 2016-10-22 02:24
遅ればせながら、発表会お疲れさまでした~。
それほどガチガチに緊張していたわけではなかったのにミスをする、わたしも良くありますし、最近も大チョンボしましたー。
私もなぜなのか理由を探しているのですが、自分によくあるのは、小さなミスで動揺してそれを引きずってしまうことです。
ミスじゃなくて反対に、難所を上手く越えた時も、その喜びを引きずって次が上の空になってしまうこともあります。(爆)
本当はそんな一喜一憂している暇はなくて、音楽はどんどん流れているのでそちらの方に集中せないかんとです。
過去にとらわれていると、意識がついて行ってなくてまたミスが重なる悪循環。
意識はむしろ音楽よりも先を行ってなければならないんだろうな、と思います。
指揮者のように。
やることがわかっていて、その一瞬前に意識がどう弾くか、どこに注意するか身体に指示を与える、みたいな。
そこに余裕が生まれるんじゃないかなぁ。
そのためには、音楽全体をよぉく把握してないとダメですね。
そして最低テク的な心配はない状態まで充分に練習しておくことですね。
(↑以上、自分に言い聞かせです。汗)

でも、ここまでやっても、本番ではどげんことが起こるかわからんですよね。(;´∀`)
Commented by tamagoneko at 2016-10-22 14:45
トミ子さま
ありがとうございます♪
そういえば、先生からも「ミスに動揺しない事!」と注意を受けていたんですよね〜^^;
演奏中に意識を向ける方向が違うだろう!という事なんですが、いやはや(苦笑)
本当、本番は何が起きるかわからんですバイ^^;
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by tamagoneko | 2016-10-13 00:14 | ヴァイオリンレッスン | Comments(6)

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