ぐるぐる考える
2016年 10月 15日
毎年毎年、緊張する、緊張すると言いながらなんだかんだと発表会に出ている
毎年毎年、懲りもせずに満足出来るような出来とはほど遠い演奏をしているくせに発表会に出ている
前の年の失敗を糧にしているか?と言われたら残念ながらどうだろう?と自分でも思う
いわゆる「発表会効果」ってあるはずなんだけど、私には当てはまらなくなって久しい・・・
客観的に考えて、何でこの人は毎年こんな演奏しか出来ないくせにわざわざ自分で会費を払って発表会に出ているんだろう?
緊張するのがイヤなら出なきゃいいのに
そうね、何で毎年出ているんだろうね?
発表会は強制ではない
別に何でもいいから理由をつけて発表会に出ない、という事だってできる
出ないからといって誰に何を言われるわけでもない
本当、なんで出ているんだろうね
ぐるぐる
今回、とっても残念感あふれる演奏をしてしまったわけで、あんなに一年間頑張ったのに最後の最後にあれか、とがっくりした
「がっくり」なら「じゃあ、次、頑張ろう」になるのだけど、なんだか今年は前向きになれない
「悔しい」とか「情けない」とかいう感情は何だか希薄
じゃあ、この感情は何だろう?
ぐるぐる
今回の発表会でとても印象的な演奏をされた方が何名かいらっしゃった
曲の事をとても好きで大事に思っている事がよくわかる演奏だった
別に「完璧」な演奏ではないのだけれど、とても聴く人の心を打つ演奏
打ち上げで話を伺った所、やはり好きで思い入れのある曲だったり、「ここだけは美しい音で」というこだわりを持って演奏されたとの事
うん、成る程
彼らとの差を考える
曲への思い入れとか、音へのこだわりとかは負けていないと思うのよね
何がどう違うというのだろう?
ぐるぐる
ハバネラは素敵な曲で、少しでもこの素敵な感じを届けられたら、と思っていたのだけど、残念ながら私の気持ちの何%が届いただろう?
曲の難しさは届いたっぽいけど(苦笑)
少なくとも「素敵さ」は、ね?
届けられた実感は悲しいけれど無い
ああ、そうか
悲しいのだ
悲しいのね、私
ぐるぐる
例えば
「緊張しないメンタルの強さ」が足りなかったのが原因とか
「緊張してもぶれない演奏技術」が足りないのが原因とか
そうかもしれないけれど、それだけではないと思う
ぐるぐる
通常だと発表会直前のレッスンか打ち上げのときに次の曲を頂くのだけど、今年はまだ
レッスンは来週から再開だからその前に先生に連絡をしなくちゃ、だけど
とてもじゃないけれど「弾きたい曲」を言う事ができない
百年早い!どころじゃない感じ
というか何も弾ける曲が無いような気がする
それこそ世界中のどこにも
何でまた、こんなに悲観的になっているのだろう?
「悲観は気分」って本当だね〜
(こういう使い方をする文言だっけ?)
なんとなく、黙々、延々とシュラディックの1番だけを弾いていたい気分
「基礎力をつけたいから曲をやらずに音階とシュラディックだけお願いします」というのとはちょっと違って、何と言うか・・・
そう、真夜中に延々と竹刀とかバットやラケットを素振りするとか
ハノンの1番だけを延々と弾くとか
そんな感じね
(どんな感じ?)
そんな事をぐるぐるうだうだ考え続ける
あ、でも、文章にしたら少しは迷路が整理できたかも
もう少ししたら浮上できそう
うん、浮上する
今回のたまごねこさんの発表会に出た意味は、「ぐるぐる考えるため」だったのかも?(笑)
いずれにしても、ガッカリ感や悲しさを持って、次へ進むのだー!!(`・ω・´)ガンバ!
いやぁ、本当にぐるぐる考えました(笑)
うっかり「趣味で楽器を弾く事の意味」まで考えそうになったけれど、怖くなってそれは止めましたが(笑)
成功も失敗もひっくるめていろいろあるから面白いんですよね?
という訳で一歩前進、です^^