ゴージャスな楽譜
2018年 01月 20日
今年のヴィオラの初レッスンで弦楽合奏団で演奏するいかにも難敵(笑)なレスピーギのパッサカリアをピンポイントで見て頂く
見た瞬間に拒絶反応を起こしてしまう位派手な譜面ヅラなんだけど、落ち着いて見ると意外にフレンドリーで、指がつるような指遣いは要求してない
とは言え、これ、見ただけで慌ててしまうよね
変な音を出す位なら確実に出せる単音だけを弾きたいところなんだけど、ヴィオラは人数が少ないからdiv.だと音が薄くなってこの曲のゴージャスさが失われてしまいそう
「ここはdiv.でも大丈夫」「ここは全部頑張って弾いて」
「あ、その指でもいいですね」
「そこ、♭じゃないですよ」
「そこ、♯落としてますよ」
ボジションや指遣いの訂正箇所も随分少なくなって自分の成長を感じつつ、相変わらず詰めの甘い自分の譜読み具合にガックリする
「まあ、まだ何も始まってないし、本番は夏だし、今はこんなものじゃない?他は?」
「何も始まってない段階でナンですが、イタリアーナの最後のフラジオ、出なかった場合、どうすればいいですか?」
「…弾かない、変な音を出す位なら」
何と!
「練習では上手くいっても本番では…、てよくあるからね〜、まあ、誰かがちゃんと弾くから(笑)」
この最後のフラジオってこの曲のキモなような気がしますが…
どうなるか分からないけど練習はちゃんとしよう
まだ何も始まっていないのに本番の心配しても仕方がない(笑)
「レスピーギ、ヴィオラは大変ですよ〜」
レスピーギじゃなくても大変なんですが、私(苦笑)
いやいや、頑張ります
少しはやる気スイッチ、入ったし
うん