タイトル、日本語としておかしいですが(笑)
そして「この人、何言っているの?」と思われてしまう内容です
あらかじめ警告(笑)
今度の演奏会の曲目のヴィヴァルディの協奏曲の第2楽章
出だしの「シ」の音が分からない
いわゆる「A線の1ポジ、1の指」の音
何の事は無いと思われる・・・よね?
出だし、fで一斉に全楽器が和音を鳴らすのだけど(イメージとしてはオルガンがブワーって鳴る感じ)、この第一声を決める事が出来ない
一音弾いただけで「あ、違う」と自分ですぐにわかる
明らかに外しているわけではないけれど、明らかにハモっていない
何と言うか「これじゃない感満載」な音
練習の度に同じ違和感を醸しているので、この「これじゃない音」が「自分の中では正しい音」になっているのだろう
自分一人で弾いても「ちょっと違う」と思う
どうもちょっと高めらしい
ヴィオラ隊長に正しい「シ」を弾いてもらうと、それが「正しい」事もわかる
でもその「正しい『シ』」を自分で弾くとシ♭なんじゃないか?と思う位低く感じてしまう
「正しい『シ』」が本気で分からない
困った
さらに困った事に、この出だしの「シ」は伸ばす音
おまけにしばらく「シ」ばかりを弾く
さらに、ヴィオラが2部に分かれるので隣の隊長は違う音を弾いている
したがって「正しい『シ』」の手がかりが無い
なので一旦音を出したら次の音で誤魔化すことができないし、修正の手がかりが無い
修正を施すことが出来ないまま、ひたすら「何か違う」と思いながら弾き続ける羽目になる
ひたすら動揺しながら弾き続ける事になる
で、この曲、ひたすら付点のリズムで弾き続けるのだけど、チェロさんやソリストから「ヴィオラさん、リズムが甘い」
とか
「付点じゃなくて三連気味になっている」
とか散々指摘される
うん、分かっているよ
でもね、音程の微妙さに動揺しているからリズムまで神経が届かないんだよ
おまけにゆっくり過ぎて拍感は見失うし、音が長過ぎて弓は足りなくなるし
逆ギレしそうになる(苦笑)
たった2段の短い曲で、一定のリズムを少ない音で弾き続けるという楽譜ヅラと実際の演奏の難易度がえらく乖離した曲ではあるようなのだけど、それにしても、だ
一発で正しい音を出すという当たり前の事が出来ないなんて・・・(泣)