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肩当ての話(ヴィオラ)

去年のオケでの会話
ヴィオラは楽器が大きいのでどうしても身体に負担がかかるよね、という話で女性陣が盛り上がる
冗談抜きで1日中ぶっ通しで弾いたら最後は腕が上がらなくなっていた

楽に弾きこなすためには
1.楽器を小振りな物に換える
2.自分を変える(長時間の演奏に耐えられる身体になる)
という選択肢が考えられるけれど、1の楽器を換えるという選択はあり得ないので、やはり2の肉体改造(?)筋トレかしかないか?と思っていたら、ベテランの方が目から鱗(私にとっては)の発言を





「肩当てとか、あご当てとかの小物を軽くすればいいのよ」

考えた事の無い、新しい選択肢だった
確かにヴァイオリンより何もかも少しずつ大きいヴィオラは、当然小物類も少しずつ大きく重たい
KUNの肩当てを使用していたが見た目が既に重たそう(笑)(実際計量していないのでそこまで重くはないと思うけど)

じゃあ、さっそく新しい肩当て購入!といきたいところだが、そこは少数派の悲しさ、KUN以外のものはどこのお店でも「お取り寄せ」扱い
安くはない物だからやはり実物を見てから決めたいじゃない?
数軒のお店に「お取り寄せになります〜」と云われ、やっと辿り着いた弦楽器専門店、今思えば店主がヴィオラを弾く方だと以前から知っていたのだからもっと早くに行けば良かったものを・・・
なんとKUN以外にマッハワンがちゃんとサイズ違いが揃っていたり、他のメーカーのものも色々あったり、と実に充実していた(逆に売れるかどうか分かんない商品の在庫を置いて大丈夫なのか?と心配したりして(とても失礼))

肩当てをあれこれ変えて弾いてもらって、音の響き方の感じが一番好きだったマッハワンにした
何より軽い!(上手な人っぽく見える、というのもある、かな(笑))

面白かったのが、今まで「肩当て(の材質)で楽器の響きが変わる」説をあまり信じていなかったのだけど、(実際、ヴァイオリンで変えたときにあまり実感がなかったので)客観的に聴いてみたら何となくそんな事もあるのかな?と
楽器自体が変わらないのだから「全然違う」わけではないのだけれど

実際に使いだしたら一つ問題点が
どうも片脚の楽器への引っかかりが悪くって長時間弾いていると滑ってはずれてしまう
結局KUNの片脚と交換してやや重たくなり(KUNの重さは脚の重さかもしれない)見た目もちょっと変なことになってしまった

それでも今年のオケの練習で腕が上がらなくなる程つらくならなかったのも、多少ぶっ通しで弾く事の慣れもあったかもしれないが、この肩当て軽量化作戦の効果だったのかもしれない

でも今年は別の理由で本当に筋トレが必要だったんだよね・・・・
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by tamagoneko | 2012-10-27 11:14 | 楽器とその周辺 | Comments(0)

ヴァイオリンのレッスン記録など


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