幸せですか?と問われたならば
2013年 05月 25日
当時の私は最初の頃こそどう返事をしていいか分からずに戸惑っていたものの、だんだんといかにも「気の利いた感じ」の受け答えをするようになっていった
まあ、生意気で小賢しく、何も分かっていなかった訳で
(今思うとあまり顔を合わす事の無い部下のメンタルヘルスのチェックを兼ねていたのかな?とも思うのだけど(精神的に参っていて、かつその自覚が無かった場合にこの質問をされたらかなりこたえる)、それは、また別の話だろう)
お互い異動などをしたので今は年に一度お見かけするかどうか
すれ違ったら会釈する程度、私の事、誰だか覚えていらっしゃるかしら?レベルの関わりになっているのだけど
先日、思いがけずゆっくりと立ち話をする機会に恵まれた
で、当然(?)「幸せですか?」と質問された
う・・・ん、まぁ、そうですね
仕事もそれなりに順調ですし、経年変化はいかんともしがたいですが健康ですし、両親も健康ですし、不安が無いと言ったら嘘になるけれど、贅沢を言ったらキリが無いし・・・・
何だか何の工夫も奇も衒っていない、素直な模範解答のような受け答えだけど、正直な実感である事は確かだ
元ボスは静かににやりと笑っていた