困っている
2013年 08月 18日
残念だけど職人さんの事情だから仕方が無い
今使っているヴァイオリンもヴィオラも弓も彼が選んだ候補達の中から購入した
楽器のメンテナンスも弓の毛替えもずっと彼にお願いしてきた
数年前に発表会の日程が10月に固定されてからは、9月に遅めに取った夏休みの一日を工房通いに必ず充てていた
彼に何かをお願いして「困った事」とか「嫌な事」とかに遭った事が無いのでそれが当たり前になっていた
なので今、ちょっと困っている
10月に発表会があるのでそろそろ毛替えのタイミングなどを考えなくてはいけない(夏休みの申請の都合上ね)
「連絡をくれたら毛替えや簡単なメンテナンス位はやりますよ」との事だったけれど、そう都合良くタイミングが合うとは思えないし(連絡はしてみるつもりだけど)いつまでもそんな言葉に甘える訳にはいかないだろう(今年はよくても来年は?再来年は??)
目の前の「毛替え」も懸案事項だけど、これから先どうすればいいのか困っている
福岡はそれなりに大きい都市だから街の規模に見合った数の弦楽器専門店も工房もある
私が知らないだけで腕のいい職人さんはたくさんいらっしゃる
お店によっては職人さんが常駐していない、とか提携している工房に取り次ぐ、などのシステムだったりするので、直接顔を合わせて色々お願いしたい私としてはちょっと躊躇するところなのだけど、「システム上の問題」はどこかで折り合いがつくだろう
(一ヶ月以上預けなくちゃいけない、とかは困るけど)
多分、一番の問題は「私」が新しい職人さんに「彼」と同じ位信頼を寄せる事ができるか?ということだろう
うーん、私自身の問題か・・・
とりあえず探すところから始めないといけない
先生に訊いてみる?
実は全くの偶然だけど、前の先生のお薦めの工房も今の先生のお薦めの工房もイチオシが「彼」だった
(先生とその工房が癒着しているとか、そんな事はないです、念のため)
したがって、私よりも先生の方が困っていらっしゃるはずだ
同門の人?
もちろん(?)「彼」の所に通っていた
ネットで探す?
上手に探し出せる自信は無いなぁ
そもそも全ての職人さんがウェブ上で情報発信をしている訳ではないだろうし
さて・・・
考えてみたら10年以上その人柄と腕前に惚れ込んで通い続けた職人さんな訳だから、その人の代わりを見つけるのが簡単な訳、無い
私も今の楽器と弓買った工房に毛替えメンテナンスずっとお願いしてるんですが、ともすると依頼した箇所以外の調整も気になるらしく、最初の頃別な部分にも手が加えられていたりすることがありました。地元のプロオケではそういうところが要注意と噂になっていたらしく、あそこはやめたほうがいいよと進言してくれたのが、あのステージから客席の私にニコッと微笑んでくれた女性バイオリニストでした(なんだ、自慢か?)。最近はそういう自分勝手に修理するようなこともなくなったし、昔からの付き合いもあるのでずっと彼に頼んでいます。
最終的には先生と相談になると思うのですが、自分でも出来る限りの情報は集めようかな、と思っています
その美人バイオリニストの方、「悪い評判」を忠告するって凄く勇気の要る行動だったと思いますよ〜
どうでもいいと思っている相手には絶対しない行動だと思います
でも、そうやって職人さんと信頼関係を築きあげていくのもいいものですね