自分の音?
2013年 10月 06日
レコーダーには色々な年代(というと大げさだけど)の私の演奏が放置されている
レコーダーを取り出したとき位しか聴く事もないし、と思って以前の録音を聴いてみたら面白いくらいに進歩/変化していない自分の演奏にがっくりとする
技術的な事はともかく、一つ面白い(?)発見があった
先代のヴァイオリン、今のヴァイオリン、そしてヴィオラで演奏した録音があるのだけれど、全部同じ音というか音色(おんしょく)なのだ
それぞれのヴァイオリンが出す固有の音の性格は全然違っていたし(少なくとも私の耳には違って聴こえた)、ヴィオラに至っては違う種類の楽器だ
にも拘らず、同じに聴こえる
(他の人に聴かせて感想を聞くという事はしていないのであくまでも自分比なのだが)
うーん
そういえば以前先生が「楽器を取り替えて弾いても持ち主ではなく、『弾いている人』の音になる」というような事をおっしゃっていたような
(子供の発表会で聴く習いたてのキラキラ星が続いても楽しく聴けるのは、同じようにつたなくてもすでにその時点で音に個性の違いが出ているからなんだそうで)
という事は、これが私の固有の音なのか・・・・
たしかにもし私がチェロやコントラバスを弾いても同じ音を出すような気がしてきた
確認できないけどね