古典派の弾き方?
2013年 11月 12日
何本もアップされている中からギル・シャハムとジョシュア・ベルの物を発見
さっそく見てみる
オケは「大規模な室内楽」といった風情のこじんまりした編成
(何か宮廷音楽って感じ)
ギル・シャハムの動画は指揮者がチェンバロを弾き振り
ジョシュア・ベルは自身の弾き振り(弓を振るのは、見ている方としてはちと怖い)
どちらも人数は少ないけれど、曲の賑々しさもあってとにかく楽しそうに演奏している
ギル・シャハムなんてもの凄くノリノリで演奏している
レッスンで先生にギル・シャハムの演奏動画があった、と話したら「ギル・シャハムの演奏は良さそうですね、どうでした?」と訊かれた
「どうでした?」も何もさすがの演奏に決まっているのだけど、この場合「ちゃんと古典派な演奏か?」という意味での質問
で、私の答えは
「とってもノリノリな姿に目を奪われたのでよく分かりません」
ダメじゃん、私
というか、視覚情報恐るべし・・・
四六時中ネット環境下にあるわけでもないし楽譜を見ながら動画を見る事は難しいから、やはりCDかな?という事で別の大手CDショップへ
今度はちゃんと「ハイドンVn協奏曲」のタブがあってCDが2枚だけだが並んでいる!
と、喜んだのも束の間、カルミニョーラのCDの日本版と輸入版だったので、実質1枚、選択の余地が全く無かった
まあ、カルミニョーラなら間違いはないかな?という事で気持ち安かった輸入版を購入
カデンツァは多分、カルミニョーラのオリジナルだと思うのだけど、私の演奏に影響は無い、悲しい事に
それにしてもいわゆる「古典派な弾き方」ってどういうのをいうのだろう?
別に直立不動である必要はないだろう
妙な溜とかが無い、情熱的にロマンティックに弾かない
当然コブシも回っていない
あれ?○○ではない、という否定形なばかりではないだろう???
ちゃんとしている
かっちりしている
明朝体っぽい?
楷書
液体ではなく固体
でも氷ではない
骨格がしっかりしている
型は決まっているけれど、だからといって無味乾燥、没個性なわけではない
・ ・・だんだん分からなくなってくる・・・
・
先生に訊けば一発回答かもしれないけれど、自分で考える事が大事だろう
大人だしね
(さんざんモーツァルトを弾いてきてこれかよ、と思わないでもない(汗))