佳境3
2016年 05月 04日
佳境2の部分、それなりに10度は取れるようになった
ちゃんとツボを押さえて正しく練習すれば何とかなるのだなぁ
(もちろん自分比)
さて、今回は283小節目から
Nathan Meltzer 君に再登場して頂きましょう
9分42秒あたりから
ひたすら指のストレッチのような10度の音階をくぐり抜けたら普通の音階に辿り着く
普通の音階ってホッとするね、なんて思っていたら思いがけない落とし穴があった
この部分だけ取り出して練習するとなんてこと無い、と言うと言い過ぎなのだけど、まあ、普通に音階だと思う
ところがその前の10度で指のストレッチがばっちりなので、指が開く、開く
音程がぐだぐだになる
ヴィオラを弾いた後か?という位
だんだん上行するにつれ指の間隔は狭くなるから余計に弾きづらい
音符に加線が多いから即座に読めないし、一つずつのポジション移動ってかえって難しい
おまけに何がイヤラシいって286小節目
ミレファ#ミソ#ファ#と来たら次は「ラソ#」でしょ?
なのに
「シラ」
カミーユ、イヤラシい(苦笑)
で、この音階の部分が終わったら今度は10度で重音
D線とA線で10度の重音を弾いたらA線を押さえた指をそのままキープしてE線と同時に弾く
E線が開放弦というだけでちょっと楽(笑)
何となく「重音の高い音は高い方の弦で弾く」という勝手な思い込みがあったから、「0」が印刷されてなかったら複雑怪奇なフィンガリングをつける所だった(汗)
この10度の部分(たった(?)5小節)を弾いた後は普通のオクターブの重音
これも指が開き切ってしまって取りづらい事この上ない
オクターブはちゃんと合っていないと残念度が倍増する
伸び切った小指を縮めて取るよりも薬指をのばした方が取り易いんじゃ?
先生に「1 – 3で取っていいですか?」と訊いてみた所、「ちゃんと取れるならどちらでもいいですよ」との事
要は「きちんとオクターブを正確に押さえる」事が大事なのね(当たり前)
299小節目まで辿り着いたら後はゴール前の直線コース
リズムとハイポジがややこしい
でも散々派手な事をさせた割にはこの曲は静かに、ppで駆け上がって消えるように終わる
こんな高い音、「この音を出す!」と思って弾かないと出ない
最後の最後にこんな事させるなんて、かなりカミーユ、イケズだなあ
ポール・マッカートニーその他:ヘイ・ジュード
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Hey Jude - Paul McCartney, Elton John, Eric Clapton, Sting, Mark Knopfler, The Beatles Lyrics
私の先生も手が小さいので「手を壊したら本も子も無いから10度は無理しないで」とかなり口を酸っぱくしておっしゃいます
手が小さい分、いろいろ工夫をされていらっしゃるようです
確かベト8の出だしのあたりでVaにDis-Gis(だったかな?)があったと思いますが、それよりもVnの10度はキツいです -"-;