楽譜と版

ヴァイオリンで現在レッスン中のモーツァルトの協奏曲第5番、楽譜は全音のISRシリーズを使用している(豊田耕兒編)
店頭で色々な出版社の楽譜を見比べたけれど、やはりダントツに見易かったのと、日本語の解説とお値段(笑)が決め手になった
(輸入版の楽譜ってお値段を見るとちょっと怯むよね)




9年前(!!)に3番をやった時はこのISRシリーズで出版されていなかったのでPETERS社の物を使用した
店頭になぜかどこの出版社の物も無くて取り寄せたのだけど、人生初の楽譜お取り寄せで輸入楽譜の事なんて全然分からなかったし、先生からはボウイング等いろいろ手直しをするから、と特に指定されなかったし、という訳で店員さんのお薦めのまま注文
PETERS社の薄い黄緑に大きく「MOZART」と印刷されたちょっとクラシカルな表紙に、もの凄く上手な人になった気分(あくまで気分)になって凄く嬉しかった事を覚えている

PETERS社の楽譜は楽譜の段組みとか音符のフォント(というのか?)等がとても見やすいし、紙もクリーム色だから楽譜としてとても読み易い
欄外にある解説がドイツ語/英語/ロシア語なのが楽しい
(ヘンレ社の楽譜も見やすい。IMC社はちょっと見にくい・・・と思う)
で、その「見やすい!」PETERS社を上回ったのが全音のISRシリーズ
解説が巻末にまとめてあってページがすっきり
何よりも日本語の解説万歳!(笑)
指番号がちょっと独特で「5」とか(1に対して5度上、小指を伸ばしてとるパターンの音)「− 1」(ポジションそのまま人差し指を一音下げる)とかあって、一瞬混乱するのだけど、慣れてしまったら結構分かり易いと思う
先生もこの版の指や弓の指定はかなりいい、との感想
今まで色々な生徒さんがいろいろな楽譜をレッスンに持って来たけれど、「これだ!」という版はまだ無いとの事
中には「なんじゃこりゃ?」な指や弓をつけている楽譜もあるそうで(笑)

レッスンでは印刷されている指や弓を適宜変更をしている
先生いわく、絶対的なお約束がある部分は「絶対」なのだけど、それ以外は生徒が持って来た楽譜をベースに指や弓をつけるとの事
この楽譜の指は2nd posi 推しだから2nd posi の勉強のためにちょっと難しいけどこの指で
ここは高いポジションで
わざわざこんなポジションで弾かなくてもいいですよ
このスラーはこっちで(2通り提案されている場合)
ここはスラー無しで
などなど
今までこの曲を弾いた生徒は沢山いるけれど、誰一人として同じ指、弓の人はいない、という言葉にびっくり
そういうものなのね〜
何となく、モーツァルトの協奏曲なんてもう世界中どこに行っても「この指、この弓」というものが決まっていているような気がするけれど、音楽は生きているのだから「音楽的に変」じゃなければいろいろ「あり」なのだろう
そうじゃなければこんなに色々な版が出版されている訳はないよね
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Commented by bantelner at 2016-12-01 23:35
こんにちは!(^^)
ピアノの「ユビ遣い」は楽譜によってホント違って、自分の弾きやすい指遣いは研究しなければなりませんが、バイヨリン・ビヨラの「ユミ遣い」もいろいろと違いがあるのですね!@@

当たり前のことでしょうが、まったく弾けないもので馬鹿な疑問、申し訳ありまっしぇん・・・。m(__)m

ペータース、ドイツでポピュラーな出版社です。(^^)
昔の全音の楽譜の表紙のデザイン(青いのになる前)は、とってもクラシックなものでしたが、ペータースの表紙と感じがよく似ていましたよね。
真似してたのかな?w
ペータースは今でも変わらぬ薄黄色・薄緑色の昔ながらのものです。
全音、変わってしまってちょっと残念。
Commented by tamagoneko at 2016-12-02 22:37
トミ子さま
私のピアノは「これ以外の指はないでしょ?」レベルの曲でストップしてしまったので、メロディーも伴奏も内声も同時に書いてある楽譜を見ると素朴に「指何本で弾くんだろう?」と思ってしまいます(笑)
バイオリンの弓の上げ下げは学習者レベルだと生徒の技量に依存する事も多いようです(苦笑)が、プロレベルだと音楽的な事はもちろんですが、視覚的な効果も求められるようです
モーツァルトのバイオリン協奏曲の第3番の第1楽章のソリストの出だしの「ジャン、ジャーン」、動画で見比べると分かり易いので紹介したいのですが、こちらのPCの調子が今イチなので・・・すみません、もしご興味がありましたら見てみて下さいませ^^

ペータース、クラシカルな表紙が素敵ですよね♪
全音、ピアノは青ですが、バイオリンは黄土色?なんですよ~
で、最近出版しだしたISRシリーズは全楽器共通で真っ白なんです!
なんか「テキスト」って感じです
そうそう、ジムロック社の4番の楽譜の表紙がベビーピンクでとても可愛らしかったので思わず買いかけたのですが、(楽譜のジャケ買いって一体・・・)値段を見て我に返ってこと無きを得ました(笑)
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by tamagoneko | 2016-11-24 00:13 | ヴァイオリンレッスン | Comments(2)

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