まだ決まっとらんのか?
はい、まだ決まってないとです
ファリャとチャイコフスキーが「ナシ」になってサラサーテの「アンダルシアのロマンス」とヴィェニャフスキーの「伝説曲」の二択になったというのが
前回までのお話
「アンダルシア〜」の楽譜を持っているのなら読めるところまで読んできてくださいね〜、レッスンのとき「伝説曲」の楽譜を見てどちらかにしましょう
と、いう事でGWの後半は弦楽合奏団のVaをさらうのをそっちのけで「アンダルシア〜」を読んでみたの音を並べてみた
曲を知っているから何となく音は並ぶ
出だしのsul G 、綺麗に音を響かせるのは難しいなあ、とか
16分音符にさらに飾りがついているのは指がうまく回らないなあ、とか
いかにも難しそうな重音部分もよく見ると、ものすごく指が弦楽奏者にフレンドリーだったり、とか
重音で駆け下りる部分もハバネラで経験したから必要以上にビビっていない自分を発見したり、とか
(成長なのか、単によく分かっていないのかは不明)
この曲のちょっと小粋な感じが私に出せるかなあ、とか
発表会までの時間が足りるかな?
2Pだから大丈夫かな?
「この曲じゃないと嫌だ!」と言う程はぞっこんではないけれど、仲良くはなれそうな感触を持ってレッスンへ
シュラディックと音階をやって、時間があまり無いけれど検討会が始まる
「伝説曲」の楽譜を見た瞬間、まず、音源を聴いた時以上の「弾ける気がしない感」しか感じなかったので、素直にその旨を申告する(笑)
と、いうワケで先生の熱い「 ヴィェニャフスキー推し!」のプレゼンテーションが始まる
いわく
ヴィェニャフスキーヴィェニャフスキーはVn弾きなので、技術的にも演奏効果的にも理に適った作曲をしている
=楽譜の印象ほど難しくはない
=聴いた印象ほど難しくはない
弾き映え、聴き映えがする作曲家
tamagonekoさんの実力の内にある曲ですから、騙されたと思って弾いてみてください!!!
(楽譜、ぐいっ)
Vn弾きの作曲家はやはりVnの事をよく分かっていて、サラサーテなんかも・・・
とサラサーテの名前を出したところでハッと「アンダルシア〜」の事を思い出された様子
「『アンダルシア〜』の重音の箇所で同じような事を思いました」と言ったら先生、少し考えられて一言
「じゃあ、2曲とも見てきて下さい」
は?
続く