連休前はまだ八重桜が残っていたし楠もまだ盛んに葉を落としている最中だった
長い長い連休が終わったらあっというまに新緑の季節
今朝、アオスジアゲハが飛んでいるのを見た
ツツジはさすがに盛りを過ぎたけれど、それでも朝夕のひんやりとした時間帯には独特の青臭い香りがどこからともなく漂ってくる
庭のバラや春の花は満開だし、次の季節に向けてモリモリと若葉が茂っていくし、なるほど「生命力」という言葉がぴったりくる季節だなあ、と思う
別に信者ではないがカトリック系の学校に通っていた
カトリック教会では一年で一番美しい季節を聖母マリアに捧げる、ということで5月を「聖母月」と定めている
したがって色々な学校行事があったのだけど、覚えているのは校舎の前庭のマリア像が楠の下にあったので落ち葉掃除が大変だったことと「5月が一年で一番美しい」という言葉に「そう?」と思ったことだけ(笑)
ヨーロッパと日本の季節のずれを考えるとおそらくこの「5月」は日本の3月とか4月の感覚ではないか?とずっと思っていたけれど、ここ数年、「5月は一年で一番美しい月」という言葉に納得する自分がいる
少しは大人になったのか?
さて、この長い長い連休に何をしていたかというと、ひたすらゴロゴロしていた
神様にも念を押されたしドクターからも「頑張りましょう」と言われて、副作用が辛いけれど頑張ろう、と気持ちは前向きだったのだけれど(過去記事
☆)身体がもたなくて薬を変更することになった
(我慢するしかない副作用と我慢しちゃいけない副作用があるのね・・)
新しい薬になる前に、まずはとりあえず5月は体力と栄養状態の改善に努める・・・ということでひたすらゴロゴロ
少しは楽器を弾く元気もあるかな?と思っていたけれど、結局ケースを開けたのは1回だけ、それも「開けただけ」としか言いようのない位短時間
毎年連休はオケや弦楽アンサンブルの練習に捧げていたよなあ
だんだん音楽が遠ざかっていくなあ
悲しいなあ
そんなことを考えながらひたすらゴロゴロ
焦っても仕方がないことだとはわかっているのだけど